« 2010年10月 | メイン | 2010年12月 »

2010年11月29日

豚にエサやり成功!

昨日は惨敗したトンちゃんへのエサやり。今朝は早起きして、まだ誰もエサやりにきてないビーチへ直行一番乗り!若い豚くんがいたのだけれど、みにょたちの持っていったレタスやシリアルには見向きもしないで何かを必死に食べてる。よくみると大量のドッグフードがあちこちにばらまかれてる!あぁぁ。ドッグフードには太刀打ちできないよなぁ。それにしても一体誰だろう?きっと船で犬を飼ってる人たちなんだろうけれど、ちょっと無神経というか、他の人たちのことを考えてないよなあってみんなで怒りング。

でも、しばらく待ってたら、ママ豚がまずでてきて、みにょの持ってきたシリアルの袋に頭をつっこんで食べ始めた。そしたら、ちょっとずつミニ豚や、お兄ちゃん豚なんかもでてきた。ああ、そうか。このビーチの主はママ豚だったのね。てっきりオスの豚かと思ってたけれど、考えてみたら、エサが大量必要なのは子育て中のママよね。でもこの一行もドッグフードを見つけたらさっさとそちらに移動してしまったわ。残念。まぁ豚ちゃんたちを間近でみれたから、いいよね。

nov29-pig-eating.jpg nov29-pig-cereal.jpg nov29-pig-bro.jpg

その後はスタニエルのマリーナに行き、島を探検。空港にいってみたら、何もない。滑走路と待合場所らしきガゼボと車庫らしきたてものがいくつか。入国管理局とか、チェックインとかセキュリティなんてまったく見当たらない。やっと見つけた人から、「出発の20分ほど前にきてくれ」っていわれたんだけれど、これって大丈夫なんかなあ?ってちょっと心配。

やってきた飛行機はセスナより少し大きいぐらいの飛行機だった。チケットもないし、本人かどうかのチェックもないし、なんだかバスに乗るぐらいの簡単さ。だけれど、バハマにはたくさんの島があることを考えたら、小さい飛行機で手軽に島を行き来できるのはとっても便利なんだろうな。ってことは、パイロットの腕は信じても大丈夫かな。あとで乗り心地の感想聞かなきゃ。

nov29-leaving2.jpg nov29-staniel.jpg nov29-pig-feeding1.jpg
楽しかった1週間があっという間にすぎて、みにょもきにょも何だか脱力感で一杯。さて、これからいったいどうしよう?12月の7日から、みにょ・きにょのボート師匠がバハマの別の島にある自分の別宅(建設中?)にくるというので、それじゃあ、その島Cat Islandまで行こうかってことに。ここはきにょんもまだ行ったことのない島なんで、どんなところなのかちょっと楽しみ。


2010年11月28日

サンダーボール

今朝は朝日とともに起床。昨夜停泊した場所から近くにある岩には洞穴が2つあって、スノーケルで中まではいっていけるとパークでもらったリーフレットにかいてあった。どうやら昔のバハマ民族の聖地だったらしい。朝早起きだったのと、寒い&水が冷たかったので、最後の最後にみにょはディンギーに残ることにした。残りの3人は二つの洞穴をしっかり探検。ひとつは鍾乳洞みたいになってて、岩場を歩きまわれるのね。もうひとつはスノーケルしながら見たみたい。引き潮の時でないと中にはいれないので、なんとなく昔の人たちが聖地にしたのがわかるなあ。それに夕日がきれいにみれるし。

早朝スノーケルの後は、この旅の最終目的地、Staniel Cay(スタニエル・キー)に向かってセーリング。Staniel Cayのマリーナのすぐ隣の入り江は、野生の豚がビーチまで食べ物を探しにくるので有名なところ。ディンギーが近づいてくる音が聞こえるとまず、親分が出てきて食べ物をもらい、親分が満足したら、その他の若い豚ちゃんたちがでてくるらしい。おなかがすいてる時なんて、ディンギーまで泳いでやってきて、エサをねだるんだって。前回、きにょんがここに来た時は、GHのディンギー、もう少しで親分豚に占領されそうになったらしいわ。ふふふ。


期待してビーチまで食料をもっていったのに、誰も出てこない。どうやら、今日はすでに一杯食料をゲットしたので、満腹御礼でどっかにいって寝ちゃったのかもしれない。しばらく待ってみたけど小さい子豚軍団が逃げ回ってるだけだったんで、ダメだこりゃあって予定変更。スタニエルの近くには別の洞穴スノーケルエリア、その名も「サンダーボール」と呼ばれる岩があるのね。なぜ「サンダーボール」なのかというと、007映画のサンダーボールの撮影に使われたからなんよ。今までに出会ったボート人に「スタニエルにいくのよ」って話したら、全員そろって「んじゃ、サンダーボールに絶対いかなきゃ!」って言ってたんで、いったいどんな所なのか楽しみ。

岩の前に到着したら、結構流れが速い!きにょんがチェックしにいって、なんとか大丈夫だろうってことで、岩の中への入り方を説明。流れが速いだけでもドキドキなのに、しかも岩の中にはいっていくのか?って、心拍数はかなりアップ。きにょんからのご指名で、まずみにょんから突入。狭い谷間のようなところを30メートルほどすすむと、いきなり洞窟の中に入ってしまった。その中はまさにボンド映画に出てくるような洞窟で、天井にある穴から光がさしててすごい神秘的な雰囲気。

しばらく泳ぎ回って写真とったりして楽しんだ後、この洞窟からどうやって出るかが問題に。来る時に通ってきた谷間はかなりの急流状態で、逆方向に向かうのは多分無理。でも別の穴から出るには1.5メートルほど潜って、息を止めて15秒ほど泳いで岩の外にでなきゃいけないのね。どちらもやりたくないんだけれど、潜水が苦手なみにょは急流さかのぼりを選択。Yちゃんもみにょと同じ選択。なので、まずきにょんとT君が潜水して外に出た後、きにょんが戻ってきてみにょ&Yちゃんの脱出を手伝ってくれるということになった。待ってる間に、ちょこっとだけ潜水の練習をしてみて、何となく5秒ぐらいなら潜れそうな気がしてきた。そしたら、戻ってきたきにょんが「こっちへ来い!」って暗闇のほうへ手招き。恐る恐るいってみたら、新たに見つけた脱出ルートは、簡単に岩の外へ出れる穴だったんで、ラッキー。無事全員岩の外へでてGHまで戻ってこれました。ふう。ちょっとドキドキ・ハラハラしたけれど、楽しい一日だったわ。

明日は友達夫婦がナッソーまで飛んで帰る日。でも朝一番、誰もまだエサやってない時間にもう一度ピッグビーチをせめようってことに決定。トンちゃんたち、出てきてくれるかなぁ。  


2010年11月27日

サメと一緒にダイビング!

nov27-shark1.jpg今日も南に向かって移動。バハマの国立公園内(Exuma Cays Land And Sea Park)に入って、ダイビングには最高との場所へいったのだけれど、アンカーを設置できる場所が見つからない。保護されている地域なので、まわりはサンゴ礁&お魚がいっぱいなのだけれど、GHをとめる場所がなければダイビングできない。どうしようかとあちこち砂地を探してたら、パークレンジャーの乗った船がちょうど通りかかって、近くにあるMooring Ballを教えてくれた。ラッキー! どうやら彼らは公園内のあちこちに設置された公園使用料を徴収する箱からお金を回収してる最中だったみたいで、「君はひょっとしてきにょん?」って聞かれたらしい。どうやら公園の使用料を払う人は珍しいらしくって、みにょ・きにょはまじめに払ったために名前を聞かれたみたい。レンジャーから「ありがとー!」って感謝されちゃった。いやいや、こちらこそモーリングボールの場所を教えてくれてありがとー!!

やっとこさGHをとめることができて、きにょん、Yちゃん、T君はさっそくダイビングの準備。ふとみるとサメがうようよ泳いでるぞ!いきなりサメとダイビングできるなんて、ラッキーな二人!今までに何度もサメと泳いでるきにょんはへっちゃらで「大丈夫だよ」なんていってるけれど、でも普通に考えたら、サメと泳ぐなんてめっさ怖いよね。どうやら、そのサメはBlack Tip Reef Sharkといって、Nurse Sharkほどおとなしくはないけれど、比較的安全なサメらしい。

nov27-shark5.jpg nov27-shark2.jpg nov27-shark4.jpg
今日もみにょはボートに残って周りの様子やダイバーの様子をチェックする役。ちょっと残念なようなホッとするような、でもやっぱり残念。だけれど、船上からGHチームダイバーの横をサメが通っていくのをみて、ドキドキハラハラ、ちょっと興奮状態。きっとダイバー達はもっと興奮状態だろうなあって考えると自然に顔がニコニコって。

そしたらね、やっぱりみんな楽しそうに戻ってきたんで、それをみてると本当にうれしい。2回目のダイビングもまた同じ場所で潜るとのことなんで、タンクに空気をいれながら、手早くサンドイッチを作ってランチ。

nov27-shark3.jpg2回目のダイビングをしてる間にすぐ近くにあるもう一つのモーリングボールに停泊していたボートからジェットスキーが出てきて、あたりをブンブンのりまわしはじめた。やばい!確かGHのダイバー達が向かった方向でブンブンしてる!大声で相手の船にダイバーが潜ってることを伝えようとしたら、ラジオで連絡をとることになって、はじめてラジオで別の船と話するんでちょっとドキドキしながら連絡。GHのダイバーがいてるんで、できれば違う方角へジェットスキーしてほしいとお願いした。

nov27-ray.jpg
戻ってきたGHダイバーたちによると、2回目のダイビングはあんまりサメがいなかったらしい。きっとジェットスキーでびっくりして、どっかいっちゃったんだろうな。確かに、スキーしはじめた直後、GHの方へ向かってサメが何匹か泳いできたからなあ。自然保護された地域でジェットスキーするってのはちょっと無神経な気がする。ちょっと納得できないみにょでした。

2回のダイビングのあとは、きにょんの大好きなエルクホーンサンゴのある地域でスノーケル。ちょっと潮の流れが速かったけれど、30センチほどのお魚ちゃんが小さい魚たちにお掃除してもらってるのをじっとみて楽しかったな。今日は2本のダイビングとスノーケルに加えて、結構な距離を移動したので、夜はみんな早めにねちゃった。明日は近くにある岩に洞穴があるので、朝一番にそこでスノーケルする予定。

2010年11月26日

本日はダイビング・デー

今日のメインイベントはスキューバダイビング!まずはダイビングのギアのことからはじまって、水中でのコミュニケーションのことなどをインストラクター・きにょんから説明。今日はスキルの確認ダイビングなので、水中カメラもなし。みにょはボートに残って、何かあった時などに備えて待機。

nov26-diving1.jpg nov26-diving2.jpg nov26-diving3.jpg
準備ができて、みんなが水に飛び込んで、大丈夫なのを確認した後は、カメラ片手にみんなの潜ってるところを写真撮影してた。水があまりにも透明なんで、多分、深さは3~4メートルほどあったと思うのだけれど、船の上からでもダイビングしてる所が良く見えておもしろい。以前、マルタ島に行った時も水が透明なんで、ダイバーが泳いでるのが岸から良く見えて面白かったよなあ。どうやらリフレッシュダイビングはうまくいったみたいで、みんな楽しそうに戻ってきた。よかったよかった。


2010年11月25日

イグアナ大好き!

nov25-iguana4.jpg朝から楽しみにしていたバハマ・イグアナを見に岸辺までディンギーでいってみた。そしたら、浜辺にはすでに数匹出てきてて、しかも結構大きい。多分、1メートル以上はあるみたい。近づくと逃げていっちゃったので、4人でゆっくり島の反対側に歩いていった。そちらにはなんと番号が記されたイグアナがいて、きっと調査チームが島にいるイグアナの数を調べてるのかなって思ったんだけれど、数字がかかれてたのは彼1匹だけだったなあ。近づくと逃げるのだけれど、じっとしてるとちょっとずつ近づいてくるイグアナたち。みにょは草のしげみに寝転んでまってたら、大きいのを含めて4匹もまわりに集まってきたのでドキドキうれしかったよん。

nov25-iguana3.jpg nov25-iguana1.jpg nov25-iguana5.jpg
イグアナとの遭遇の後は次の目的地へむかってセーリング。Highborneという島で今晩のサンクスギビング天ぷらディナーのためのお野菜を購入。そして、Norman Cayという島の近くにある沈没した飛行機のまわりでスノーケル。この飛行機は?映画にもなった有名なドラッグディーラーの乗ってた飛行機だそう。予想以上に大きな飛行機で、びっくり。これに乗ってたドラッグディーラーはまだ生きてるらしい。

今日はサンクスギビング。本当ならターキーでも焼いたらいいのだけれど、そんなものは当然ない。でもせっかく海にいるのだから、まだ残ってた大量購入コンクとロブスターを使って、ゴージャス天ぷらディナーにすることに決定。これまたシェフきにょんによる、アツアツ揚げたて天ぷらをYちゃん、T君、それになぜかみにょも食べる側にまわって楽しいディナー。コンクもロブスターもおいしかったけれど、ヤムやらタマネギも大人気。ちょっと多めに作っておいて、残りは明日のお昼に天丼として食べる予定。シェフきにょん、ナイスなディナーをありがとね。

nov25-airplane.jpg明日はいよいよスキューバダイビングに挑戦。YちゃんもT君も以前やったことがあるのだけれど、久々なので、まずは復帰&練習ダイビング。でも面白かったら、お楽しみダイビングになるのかな?GHの新しい装備、エアコンプレッサーがあるので、タンクの空気が減っても大丈夫。心強いね!

2010年11月24日

アトランティス

nov24-atlantis-bridge.jpg海辺のリゾートパーク Atlantisは、思ってた以上に楽しめる場所だったよ。まず、色んなプールにまじって、サメが泳いでる池があちこちにあるのね。それにプールでのほぼ直滑降滑り台を降りると、最後はサメの泳いでいる水槽の中を通るチューブを通るのだけれど、落ちるスピードが速すぎて、サメなんてみてられない。逆に外から水槽をみている人たちの方が楽しめちゃう。

直滑降型の滑り台は2種類あって、一つはピラミッドからサメの水槽、もう一つは暗闇を落ちたらお魚ちゃんたっぷりの水槽にかこまれた洞窟に出てくるのね。みにょは落ちる系の滑り台は苦手なんだけれど、まわりにもりあげられて挑戦。こわいから、スタートするのに足でちょこちょこ移動してたら、なかなか滑り出さない。うしろからきにょんやT君が笑ってるのが聞こえる。やっとこさスタートしたら、「きゃー!!!」って叫んでる間におわってた。あとからきにょんに「みにょがあまりにも細かく動いてて、まるでシャクトリムシみたいって笑ってたんやで」といわれた。失礼な!笑nov24-atlantis-pyramid1.jpg nov24-atlantis-pyramid2.jpg nov24-atlantis-pyramid3.jpg

またパーク内を川が流れてて、そこを浮き輪にのってプカプカ流れていくと、急流すべりみたいな所や大波に押される所などを通過していって、さらにジェットコースターみたいにグルグルまわりながら滑っていく箇所もあったりして超楽しい。しかもその川はずっとつながってて、浮き輪にのったまま何度もまわれるのがうれしい。ついついYちゃん、Tくん、みにょ・きにょ4人そろってつながりながら、2周もプカプカまわってしまったわ。

ほかにもカジノや映画館、水族館、サメやイルカ、オットセイと泳いだりスノーケルしたりするプログラムなどもあって、子供も大人も十分遊べるところだった。飛行機や車でくる人たちは1人につき一晩150ドル以上かかるらしいのね。でも、船だとマリーナに停泊する料金を払えば、乗客はみなAtlantisでの施設をホテル滞在の人と同じようにフリーで使えるのよ。例えばGHの大きさは46フィートあるのだけれど、1フィートにつき4ドル50セントとして計算したら207ドル。それを4人で割れば一人50ドルちょっと。ホテルに比べてなんてお得なんでしょ!!なんで、みにょ・きにょはちょうど見たかった映画が上映されるとわかって、2日目の夜は映画鑑賞しちゃいました。

nov24-atlantis-night.jpg nov24-atlantis-aquarium.jpg nov24-atlantis-ray.jpg
アトランティスも楽しかったのだけれど、本当のお楽しみはこれから。ついにゲストを乗せてのセーリングの始まりぃ。ちょっと波が荒かったので、「大丈夫かな?」って心配したのだけれど、どうやら友人夫婦は楽しんでくれてるみたい。よかったぁ。

今日の目的地はAllan's Cay。ここはBahama Iguana(バハマイグアナ)という絶滅の危機にあるため国から保護指定されてるイグアナがみれる所なのね。到着したのは夕方近かったので、明日の朝一番にイグアナに挨拶する予定。イグアナ大好きみにょん。う~ん、楽しみぃ。

2010年11月21日

はじめての長期滞在ゲスト

今朝、YちゃんとT君からナッソーの空港に到着したとの連絡があって、きにょんがディンギーで迎えにいった。待ち合わせ場所は、あの名画「ジョーズ」の撮影に使われたビーチ。その名も「ジョーズ・ビーチ」。久々に会った二人はとっても元気そう。

ボートの中・外のことをキャプテンきにょんが説明。二人ともすごく興味深そうにしてくれてるんでよかったよかった。荷物も片して、落ち着いた後、近くのリーフでスノーケルしようってディンギーで向かったのだけれど、結構距離があることと日が傾いてきたので、結局はGHのまわりでスノーケル。水はちょっと冷たいけれど、思ったよりもたくさんの魚がいておもしろかったよ。

夜は、コンク貝を食べたことのない二人のため、きにょんスペシャルのクラック・コンクでWelcome Dinnerすることに。クラックコンクって、一口大ぐらいにきったコンク貝の揚げ物なんだけれど、てんぷらとから揚げの中間ぐらいの衣であげるのね。シェフきにょんがどんどん揚げていく中、Yちゃん&T君にまじってみにょんも一緒に揚げたてのアツアツを食べてました。「きにょんの分がなくなっちゃうよぉ」って心配してくれたYちゃんたちなんだけれど、どうやらシェフは味見と称して結構大量つまみ食いしてたみたいで、ぜーんぜん大丈夫だったよん。

さて今日から11月29日まで滞在してくれる二人。長期滞在してくれる友人は初めてなんで、快適に過ごしてもらえるかな?とかどこでどうやってダイビングや観光したらいいのかな?っていろいろ考えてしまうんだけれど、まずは楽しく過ごしてもらえるよう、みにょ・きにょ、がんばりま~す!

2010年11月20日

24時間セーリング

11月21日からYちゃん&T君の友人夫婦がグローバルホッパーに遊びにきてくれるのだけれど、二人と合流するのはナッソー・バハマなのね。スキューバダイビングをしたりする予定なので、それにあわせてエアコンプレッサー(スクーバタンクの空気用)やウォーターメーカー(海水から真水を作る装置)の設置をしたり、風向きが良くなかったりしたものだから、予定よりも数日遅れてフロリダを出発することに。なので、17日の朝3時25分にリビエラビーチ・フロリダを出発。今回は一直線にビミニ島までセーリング。

ビミニ島には午後3時半ごろに到着。きにょんが急いでディンギーにのって移民局とカスタムの申請しにいってくれた。ひょっとして間に合わないかな?って思ってたので、とりあえず入国の手続きを全部終えることができたんで、ホッとした。夜はバハマでナンバー1っていわれているFab'sのコンク貝サラダを食べにいった。前に来た時は娘さんが作ってくれたのだけれど、今日はママがサラダを作ってくれた。ここのホットソースはママの手作りなんだけれど、超辛くって、きにょんのお気に入り。みにょ・きにょはおいしい料理を食べたら、たいていシェフに賛辞を伝えるんだけれど、みにょんがママに「このホットソース、きにょんが大好きなのよぉ」って伝えたら、なんと、小さな容器にたっぷりとわけてくれたのよ!大喜びのきにょん。ああ、次Fab'sにこれるのはいつになるんかなぁ。

17日はビミニに滞在。そして、18日の朝はゆっくりした後、午後、ナッソーへ向けて出発。Great Bahama Bankという広大な浅瀬のエリアを一晩かけて横切り、朝になってもまだセーリングを続けて、結局、ほぼ24時間ノンストップでセーリングして、やっとナッソーに到着。きにょんとは2時間ごとに見張り役を交代したんだけれど、不思議とあんまり疲れなかったな。やっと朝日が出てきた時にはホッとしたけどね。今後、太平洋側にいったら、島と島の間の距離が長くなるんで、数日間ノンストップでセーリングすることになるんで、今回はちょうどいい練習だったな。

20日の朝にナッソーに到着した後は、船の中の大掃除。なんとか明日からのゲストを迎えられるぐらいになったんで、よかったよ。ナッソーではAtlantis(アトランティス)という高級リゾートパークに滞在するんだけれど、コマーシャルでは海底トンネルみたいな水族館風の景色や、ピラミッド型のウォータースライダーがあったりして面白そうなところなんで、いったいどんな所なのか楽しみ!

2010年11月 5日

家までの長い道のり

nov2-zar-bocadillo.jpg
11月2日の朝、ホテルをチェックアウトした後、駅までいってスーツケースを預けてから、もう一度最後にサラゴサの町をウロウロ。Rちゃんと一緒に夜ご飯のBocadillo(ボカディージョ - 小さいフランスパンで作ったサンドイッチ。スペインの名物)を食べた後、最終のバスでサラゴサからマドリッド空港へ移動。空港へは朝の3時半に到着。チェックインカウンターのまわりには、カウンターがオープンするのを待ってる人たちが床に雑魚寝したりしてる。みにょもそれに参加して、ちょっとだけうたた寝。

無事チェックインしてゲートに向かって搭乗を待つ間に軽く食事。帰りの飛行機は、またしてもルフトハンザでドイツのミュンヘン空港へ。ミュンヘンでは約6時間の待ち時間があるんで、ソーセージを食べたり、ショッピングしたりして時間つぶし。びっくりしたのは、セキュリティを通過した後のエリアにあるお土産屋の一つが、なんとなんと、アダルトショップだったのよ!!!何度か前を通ってから気がついたのだけれど、小さい子供とかもうろうろしてるお土産ゾーンにアダルトショップって信じられなくって、びっくらこいだわ。さすがヨーロッパって、妙に納得したけどね。ふふふ。ミュンヘンからアメリカへ向かう飛行機に搭乗するには、1度目のセキュリティを通過した後に2度目のセキュリティがあるのね。きっと昔のハイジャック事件なんかの影響なのかな。

ロスに到着したのは11月3日の夕方。アメリカへの入国をスムーズにできるように最近広まっているGOESというシステム。これはパスポートを先に登録しておいて、入管で列に並ばなくても、別にあるスタンドにいって、自分で入国・カスタムの申請できるもので、時間を短縮できる素晴らしいシステムなのね。日本人のみにょはパスポートでなくグリーンカードで登録してあるんだけれど、今回はじめてGOESのスタンドを使うから、目の前にいた係員に使い方を確認したら、「グリーンカードじゃできない。パスポートもってこい」って怒られちゃった。でも、登録したのはグリーンカードだと言い張ったら、数人いたオフィサーのうち親切な人が試してくれて、それでちゃんと手続きができたんで、今度はまわりのオフィサーが「おおおおお!」って驚いてたわ。おいおい、登録したのはLAXでだったのに、君達はそんなこともしらなかったんか!って思っちゃった。

きにょママが向かえにきてくれて、一緒にPhoを食べにいった。PhoはE&Eがなくなって以来、みにょ・きにょのComfy Food(疲れた時などに食べたくなる料理)のレストランなのね。久々のPho食べて元気つけたんで、その夜はたまってた洗濯をやりながら、フロリダへ戻るための荷造り&きにょママの家に残していったものの片付けなどを強行。夜中2時過ぎまで起きてたのだけれど、あまりにも時差ぼけが激しいからか、ほとんど眠気を感じないよ。

4日の朝一番に郵便局へ行ったり、きにょに頼まれてた買い物を数件、きにょママと一緒にスピードショッピング。きにょママ宅に戻ってから、記録的なスピードで荷造りをし終えて、一路LAXへ。チェックインした荷物は制限ぎりぎりの61ポンド。ふぅ。

アトランタで乗り換えした後、フロリダのフォート・ローダーデ-ル空港へ到着したのは現地時間の真夜中過ぎ。正確にいうと、11月5日の0時20分。きにょんがボロンチョ・ジープで迎えにきてくれた。11月2日にスペインを出発して以来、なんて長い道のりだったんだろ。飛行機に乗るのは好きなんだけれど、さすがにこんなにいろんな国のいろんな時間帯を3日間で経験したのははじめて。これって、明日は朝何時に目が覚めるんやろ??