家までの長い道のり
11月2日の朝、ホテルをチェックアウトした後、駅までいってスーツケースを預けてから、もう一度最後にサラゴサの町をウロウロ。Rちゃんと一緒に夜ご飯のBocadillo(ボカディージョ - 小さいフランスパンで作ったサンドイッチ。スペインの名物)を食べた後、最終のバスでサラゴサからマドリッド空港へ移動。空港へは朝の3時半に到着。チェックインカウンターのまわりには、カウンターがオープンするのを待ってる人たちが床に雑魚寝したりしてる。みにょもそれに参加して、ちょっとだけうたた寝。
無事チェックインしてゲートに向かって搭乗を待つ間に軽く食事。帰りの飛行機は、またしてもルフトハンザでドイツのミュンヘン空港へ。ミュンヘンでは約6時間の待ち時間があるんで、ソーセージを食べたり、ショッピングしたりして時間つぶし。びっくりしたのは、セキュリティを通過した後のエリアにあるお土産屋の一つが、なんとなんと、アダルトショップだったのよ!!!何度か前を通ってから気がついたのだけれど、小さい子供とかもうろうろしてるお土産ゾーンにアダルトショップって信じられなくって、びっくらこいだわ。さすがヨーロッパって、妙に納得したけどね。ふふふ。ミュンヘンからアメリカへ向かう飛行機に搭乗するには、1度目のセキュリティを通過した後に2度目のセキュリティがあるのね。きっと昔のハイジャック事件なんかの影響なのかな。
ロスに到着したのは11月3日の夕方。アメリカへの入国をスムーズにできるように最近広まっているGOESというシステム。これはパスポートを先に登録しておいて、入管で列に並ばなくても、別にあるスタンドにいって、自分で入国・カスタムの申請できるもので、時間を短縮できる素晴らしいシステムなのね。日本人のみにょはパスポートでなくグリーンカードで登録してあるんだけれど、今回はじめてGOESのスタンドを使うから、目の前にいた係員に使い方を確認したら、「グリーンカードじゃできない。パスポートもってこい」って怒られちゃった。でも、登録したのはグリーンカードだと言い張ったら、数人いたオフィサーのうち親切な人が試してくれて、それでちゃんと手続きができたんで、今度はまわりのオフィサーが「おおおおお!」って驚いてたわ。おいおい、登録したのはLAXでだったのに、君達はそんなこともしらなかったんか!って思っちゃった。
きにょママが向かえにきてくれて、一緒にPhoを食べにいった。PhoはE&Eがなくなって以来、みにょ・きにょのComfy Food(疲れた時などに食べたくなる料理)のレストランなのね。久々のPho食べて元気つけたんで、その夜はたまってた洗濯をやりながら、フロリダへ戻るための荷造り&きにょママの家に残していったものの片付けなどを強行。夜中2時過ぎまで起きてたのだけれど、あまりにも時差ぼけが激しいからか、ほとんど眠気を感じないよ。
4日の朝一番に郵便局へ行ったり、きにょに頼まれてた買い物を数件、きにょママと一緒にスピードショッピング。きにょママ宅に戻ってから、記録的なスピードで荷造りをし終えて、一路LAXへ。チェックインした荷物は制限ぎりぎりの61ポンド。ふぅ。
アトランタで乗り換えした後、フロリダのフォート・ローダーデ-ル空港へ到着したのは現地時間の真夜中過ぎ。正確にいうと、11月5日の0時20分。きにょんがボロンチョ・ジープで迎えにきてくれた。11月2日にスペインを出発して以来、なんて長い道のりだったんだろ。飛行機に乗るのは好きなんだけれど、さすがにこんなにいろんな国のいろんな時間帯を3日間で経験したのははじめて。これって、明日は朝何時に目が覚めるんやろ??