謎の飛行物体
昨日に引き続き、今日もまだまだセーリング。今日のお魚は、なんとWahoo(ワフー)という大きなお魚。ゲームフィッシュとしてトローリングの対象になったりするぐらい大きい。記念の写真を撮った後、きにょんがさばいたのだけれど、まな板2枚使ってもまだ足りないぐらいの大きさだったわ。これって、白身のお魚だけれど、身が少しドライだからスモークするといいって本には書いてあるな。だけれど、どこでスモークしたらいいのかな?きにょんの大型中華ナベでできそうな気がするんだけれど、スモークチップがない。う~ん。悩みながら、とりあえず冷凍。
昨日捕まえたBlack Fin Tunaは、冷凍したらちょっと身がやらかくなっちゃったので、シェフきにょんのアイディアで、スパイシーツナにすることに。これまたきにょんの特性スパイシーマヨソースで和えて、熱々ご飯と一緒にランチとしていただいたら、あれま、冷凍されてたとは思えないぐらいおいしい。ダメになっちゃったかと思ってたので、うれしくありがたくペロリと食べちゃいました。
夜の見張り番を交代した時、きにょんがフライングフィッシュ(トビウオ)を発見。早速、写真撮影したのだけれど、つまみ上げてみたら、もうすでに硬直してた。う~ん、どうやらみにょが見張り番をしてる間に飛んできたみたいなんだけれど、彼がいた場所は、飛んでくるには障害物が多い場所で、しかもデッキから4センチほど上に横にはったロープの下にいたんだよね。いったいどうしてこんな狭き門の場所に着地しちゃったんやろ?しかも、あと2メートルほどずれてたら、みにょんに直撃コースだったんよね。夜の海、一人で見張りをしてて、いきなりフライングアタックされたら、怪我よりも心臓麻痺でいってまいそうやわ。
きにょんが横からしきりに、「トビコがないか調べてみろよ」とささやいてる。いや、みにょこれからベッドに向かって寝る気満々なんで、今から魚をさわるのはちょっと遠慮したいんです。なんで、ポイッて海に投げたんだけれど、その後またきにょんから、「あ~あ。トビコがあったかもしんないのに」とか「このままおいといたら朝にはフレッシュな干物になってて、朝ごはんに食べれたかもしれないのに」とか言われました。う~ん、確かに。熱海に行った時にトビウオの干物売ってたよなあってちょっと後悔。でもきにょん、小さいトビウオからとれたトビコって多分、小さじのスプーン1杯分もないと思うよ。それじゃあお寿司にふりかける分もないよ。
今まで出会ったクルーザー仲間からいっつも、「朝起きたらデッキにトビウオがいっぱいいた」とかって話をきいてたので、これでやっとみにょんこ一家もクルーザー仲間にまじって「そうだよー。トビウオ、本当に飛んでくるんやで!」って自慢げに話できるわ。むふふ。真夜中の謎の飛行物体、眠気が吹っ飛ぶ楽しい出来事でした。